現在、AI(人工知能)が仕事を奪うと世間では言われています。
その中にタクシーも含まれています。
ライドシェアや自動運転がタクシーの仕事を奪うということです。
10年以内に無くなる職業には常にノミネートされています。
しかし、我々タクシー業界の収入は年々増加しています。
それも年収で10〜15万とかではなく100〜150万円の増加となっています。
多い人では300〜400万程上がっている人も聞いたことがあります。
ではなぜそんなことが起きるのでしょうか。
・タクシー運転手の減少
現在、タクシー業界では運転手が減少しており
どの会社も求人の広告等を出し常に募集をかけています。
高齢で引退する運転手>新しく運転手になる
圧倒的に辞めていく運転手の方が多いのが現状です。
ですが、給料が歩合制で学歴や経験がなくても高収入が期待できるため若年層が新しくタクシー運転手になることが多いようです。
これまでは人生に一つの区切りをつけた方や子育てが終わって退職した方が余生をのんびり過ごすためになることが多かったのですが
時代は変わってきているように感じます。
・人員不足を補うためのタクシー料金の値上げ
我々の営業エリアである阪神地区は2023年6月に値上げが実施されました。
約10〜15%程上がりましたが、歩合制の給料のため単純計算で給料も同じだけ上がるのは容易に考えられます。
更に遠距離割引などをしていた会社もほとんどが割引率を減らしています。
そのため給料がびっくりするほど増加しています。
・車を所持している人が減っている
一昔前に比べ、自家用車を所持している人が減っているのはニュースでもよく見かけます。
特に若者の車離れは社会問題となっています。
都市部では駐車場代が高いことと
高齢の方の免許返納も重なり
移動手段にタクシーがよく使われます。
そのため、ちょっと買い物で数件回る時や救急で病院に行く等、バスや電車では不可能な場合
タクシーが必須になります。
他にも様々な理由があり収入の増加に繋がっています。
果たして本当に10年以内に無くなるのでしょうか?
そして今はチャンスなのかもしれないとも思えます。
本日の一言
タクシーの運転手をしながら副業などで収入があるととても楽です。
そして10年あれば家のローンも返せて随分と資産も作れそうです。
それまでに新しい時代に向けてスキルを身につけもし無くなっても逃げ場を作っておけば安心です(^^)
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