ビジネスの世界では『三方良し』という言葉を使うことがありますが今回はタクシーに当てはめてみるとどうでしょう。
結論から言うと三方良しとなっています。
その理由を買い手、売り手、世間のそれぞれの目線から見ていきたいと思います。
買い手(乗客)
買い手のメリット
・移動手段がない時(終電を逃した、車、免許がない等)
・運転できる状態ではない時(体調不良、冠婚葬祭、お酒を飲んだ後、旅先で土地勘がない等)
・仕事、電話をしながら移動したい時
・大事な方を送迎する
タクシーを必要とする場面は様々ですが、乗って頂いた方からはよく
『子どもを病院に連れていきたいが車を持ってないので、タクシーが見つかってよかった』
『家に帰れないかもしれないかと思ったので助かった』
と感謝されることがあります。
どれだけ料金が高くても感謝される。
そんな時にタクシーの需要を感じます。
売り手(運転手)
売り手のメリット
・24時間仕事ができて、休みが自由
・頑張り次第では高収入も狙える
・人から感謝される
・資格も教習所へ行けば比較的簡単に取れる
世間
世間のメリット
・運転に不安がある方が無理に運転しなくてよい(事故が減る)
・どの地域にもそこの地理に詳しい人がいるため旅行などでの移動がスムーズ
・陣痛や救急の際、急いで病院に行ける
・電車の運転見合わせなどトラブルの際の移動手段となる
まとめ
世間では誰にでもできる底辺の仕事と言われていますが無くなると困る仕事でもあり、
誰にでも続けることが容易とはいえません。
自動運転が普及しているご時世ですが、ただの移動ではなく、車内での会話や急いでいる時、または乗り降りを手伝うなど人にしかできないことも多くあります。
そして、タクシーに安く乗りたいからと運転手に執拗に値段交渉をするなどの行為は、タクシー運転手の給料が減り、退職に加速をかけ、最終的には多くの人が困るともいえます。
バスや電車は値切りませんよね!
公共交通機関ですし人命を預かっている身ですので神経はかなり使います。
需要はありますし、皆さんも一度は使うことがあるかと思いますのでぜひ知っておいてほしいと思います。
そして働いてみるとチャンスは結構あります。
すごい金額のチップがあったり、予想の上をいく大きな仕事が突然きたりもします。
人手不足が問題となっているので興味がある方は働いてみると良いかもしれません。
ご質問等ございましたらこちらからお願いします。
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